「駅の近くで、今から入れる居酒屋」。こうした探し方を、Google 検索の AIモード にそのまま話しかける人が増えています。AIモードは2025年9月に日本語での提供が始まりました。
では、AIはどの情報を根拠にお店を答えているのか。Web マーケティング会社の GMO TECH が、2026年8月6日に調査結果を発表しました。
調査のあらまし
- 対象:Google AIモードで、日本語でお店や施設を探したときの回答
- 検索語:約10万9,500件(実店舗・施設がある21業種)
- 観測:2026年5月6日、5月27日、6月17日、7月4日の4回。延べ約44万回答
わかったこと
約7割の回答で「Googleの店舗カード」が参照されていた
店舗カードとは、Google 検索や Google マップに出る、店名・営業時間・写真・口コミなどをまとめた枠のことです。お店側が「Google ビジネスプロフィール」で管理している情報が、ここに出ます。
参照の割合は、2か月で38.0%→48.8%に増えた
AIの回答が引用した情報のうち、店舗カードが占める割合は、5月の平均38.0%から、7月には48.8%に上がりました。AIがお店を答えるとき、ほかのサイトよりも Google の店舗情報に頼る度合いが強まっていることになります。
業種で大きな差。居酒屋は87.5%、フィットネスは9.8%
21業種のうち9業種で、Google の店舗情報が引用の過半数を占めました。最も高かったのは居酒屋の87.5%、最も低かったのはフィットネスの9.8%です。
お店として、いまできること
調査が示しているのは、「AIに選ばれるかどうか」の土台が、すでに多くのお店が持っている Google の店舗情報だということです。特別な対策の前に、まず次を確かめておきたいところです。
- 営業時間・定休日・臨時休業が今の実態と合っているか
- メニューや料金、席数、予約の可否など、探す人が条件にしそうな情報が載っているか
- 写真が古くなっていないか
- 口コミに返信できているか
AIは「今から入れる」「個室がある」「子ども連れで行ける」といった条件で候補を絞り込みます。条件に当たる情報が店舗カードに書かれていなければ、候補に入る機会を逃しているかもしれません。
出典
- GMO TECH株式会社「AIがお店を探すとき、頼りにしている情報は何か」(2026年8月6日) https://gmotech.jp/news_release/?p=13185


